歯の移動様式|奈良の矯正歯科なら【おとなとこどもの歯並び 中山矯正歯科・小児歯科 西大寺】

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歯の移動様式|奈良の矯正歯科なら【おとなとこどもの歯並び 中山矯正歯科・小児歯科 西大寺】

歯の移動様式

今回は歯の移動様式について説明して行きます。

 

歯の移動様式にはこのように①挺出②傾斜移動③歯体移動④トルク⑤圧下等があり挺出が最も簡単な動きで圧下は最も難しい動きになります

挺出

 

歯が歯槽骨から抜け出る方向に移動する様式で、対合する歯がなければ自然に起こるような動きなので一番簡単な移動様式です

 

傾斜移動

 

歯を動かそうと力を歯冠に加えると、一般的に根っこの先の方にある回転中心を支点として歯が倒れます。これを傾斜移動といいます

 

 

歯体移動

 

歯の抵抗中心(重心)に力を加えることで、歯を傾斜移動させることなく平行に動かす移動様式です。矯正治療では、様々な工夫をして歯を歯体移動させることが重要になります

 

 

トルク

 

トルクは歯冠を中心として歯根を動かすことです(傾斜移動は歯根にある回転中心を支店に歯冠を動かす)

ワイヤー矯正が得意な動きです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

圧下

 

挺出とは逆の動きで、歯槽骨に歯を押し込んでいく動きです。一番難しい動きで従来、ほとんどう可能でしたが、歯科矯正用アンカースクリューの登場で可能になりました。

 

このように歯の移動には難易度があり、難しい歯の移動を実現するには工夫が必要です。次回は実際どのように難しい移動を実現するのかを勉強して行きましょう。

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