口腔筋機能療法
口腔筋機能療法
歯並びを悪くする原因の1つである、お口の周りの悪いクセを治すためのトレーニングです。
昔は、歯並びが悪いのは遺伝のせいとだけ思われていましたが、近年では、お口周りの筋肉の癖、というのがとても大切だということがわかってきました。
例えば、口をあけっぱなしにしている人は、開咬(前歯がかみ合わない、空間のある状態)になりやすい、口呼吸の人や唇をかむ癖のある人は、出っ歯になりやすい、 舌が上に上がらない人は、上の歯の歯並びが悪くなる、など。
癖と歯並びには密接な関係があります。
他にも、お口の周囲の悪い癖、口の周りの筋肉を正しく使っていない、
指をすう、唇を閉じるのに力を入れすぎて、下顎に梅干し状のシワがよる、
など様々な、環境的な要因により歯並びはじわじわ悪くなってしまいます。
『なくて7癖、あって48癖』といいます。
癖というのは、自分ではなかなか気づけないものです。
自分では気づかない、知らない癖を、一緒に見つけ、気づき、正しい筋肉の使い方やポジションを学んで、トレーニング、改善していきましょう。
個々の筋肉の訓練
お口に関係する筋肉である、舌、唇、咀嚼筋など、それぞれの筋肉の機能改善をはかります。筋肉の力を強めるだけでなく、緊張しすぎている筋肉をゆるめて、全体的に調和のとれた状態を目指します。
咀嚼・嚥下・発音・呼吸の訓練
これらの動作をする際、口の周りの筋肉がかける圧を適した力にし、正しく動作ができるようにします。
唇と舌の正しい姿勢位の訓練
実は唇と舌にはリラックスしたときにいるべき、【正しい場所・位置】があります。 「正しい位置」とは「筋肉が歯並びに悪影響を与えない位置」です。この訓練では、「唇と舌がいつも正しい位置にある」ことを目指します。
文章でみると難しいですが、スタッフがお教えしますので、ご安心ください。
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