顎変形症治療|奈良の矯正歯科なら【おとなとこどもの歯並び 中山矯正歯科・小児歯科 西大寺】

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顎変形症治療

顎変形症治療|奈良の矯正歯科なら【おとなとこどもの歯並び 中山矯正歯科・小児歯科 西大寺】

当院の顎変形症の治療の特長

当院の顎変形症の治療の特長

おとなとこどもの歯並び中山矯正歯科・小児歯科西大寺では、顎変形症や口唇口蓋裂(育成医療・更生医療)の指定の医療機関です。大学病院で何百人もの顎変形症の患者様の治療にあたってきた経験を活かして、様々な悩みをお持ちの患者様のご要望にお答えします。

顎変形症とは

上下顎骨の位置関係の不調和が著しい骨格性の不正咬合で、矯正治療単独での咬合の改善や顔貌の調和をはかることが困難な症例に対して適用される顎矯正手術を併用した矯正治療です。
顎変形症には上顎前突症、下顎前突症(受け口、しゃくれ)や上下顎骨偏位(上下のあごの左右のずれ)などがあります。このような症状は矯正歯科治療単独では、改善することが出来ないため、外科手術を併用して骨格と咬み合わせの改善を行います。これを外科的矯正治療といいます。

以下は、顎変形症によくみられる症状や状態です。「もしかしたら顎変形症かも」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

顎変形症によくみられる症状・状態

  • 受け口
  • 顔が左右非対称で歪んでいる
  • 良く噛むことができない
  • 歯がかみ合わない
  • 出っ歯
  • 下顎が小さすぎる
  • 口をうまく閉じることができない
  • 発音しづらい
  • 口を開けにくい
  • 顎の関節が痛む
顎変形症とは1 顎変形症とは2

顎変形症のタイプ

顎の変形には、上顎骨(じょうがくこつ:うわあご)の変形、下顎骨(かがくこつ:したあご)の変形、上下顎骨の変形があります。また、過剰な成長による変形(過成長)と成長不足(劣成長)による変形に分類することができます。代表的な顎変形症には、下顎骨が突き出た下顎前突症(受け口)、逆に下顎骨が小さい小下顎症(上顎前突症)、前歯がかみ合わない開咬症、左右の顔の大きさが異なる顔面非対称(交叉咬合)などがあり、それぞれに特有の不正咬合(かみ合わせの異常)と顔面変形を伴います。

下顎前突症
(かがくぜんとつしょう)(受け口)

下顎前突症

日本人で最も頻度の高い顎変形です。上顎に対して下顎が前方にある状態で、一般に「受け口」といわれています。かみ合わせたときに、下の前歯が上の前歯よりも、前に出てしまう反対咬合がよくみられ、いわゆる「しゃくれ」とよばれる顔貌になります。
下顎の骨の過剰な成長によって受け口になった場合と、逆に上顎が小さく受け口になった場合とがあり、しっかりと検査して適切な診断が必要です。矯正治療で治るケースもありますが、外科手術が必要になることが多いです。

上顎前突症
(じょうがくぜんとつしょう)

上顎前突症

一般にいう「出っ歯」のことで、上の前歯が下の前歯より飛び出している状態をいいます。笑ったときに上顎の歯ぐきが過度に露出するガミースマイルも伴う場合があります。上顎骨の過剰な成長で、上顎が下顎よりも大きくなった場合(骨格性上顎前突症)と、下顎の成長が悪く上顎に対して下顎が後退している場合(下顎後退症)があります。
矯正治療で治るケースもありますが、外科手術が必要になることもあります。

顔面非対称
(顔のゆがみ)

顔面非対称

顔が左右のどちらかに曲がっている状態です。咬合平面が曲がっており、上下の歯の正中がずれています。下あごだけがずれている場合と、上あごと下あごの両方がずれている場合があります。

開咬症
(かいこうしょう)

開咬症

上の前歯と下の前歯の間に隙間ができ、奥歯でしっかり噛んだときにも上下の前歯が噛み合わない状態をいいます。このため前歯でうまく食べ物を噛み切ることができず、サ行とタ行の正しい発音ができないといった症状がみられることもあります。また、常に口が開いている状態になるため、気付かないうちに口呼吸をしていることが多くなります。

顎変形症の診断

顎変形症では、食べ物が食べにくかったり思うように喋れなかったりと、様々なところに不調が出てきますので、まず診察と検査が必要になります。歯形を採取し、模型上でのかみ合わせの診査や頭部レントゲン撮影による骨格の計測、パノラマレントゲン写真による歯とその周囲組織の診査、顎骨の三次元的形態把握のためにCT撮影を行います。さらに顔の側面および正面写真による軟組織の形態診査なども行います。

治療の流れ

1

初診カウンセリング(15分〜20分)

患者様の主訴や不安に思われていることを伺います。

2

精密検査(約60分)

お顔や、口腔内の写真撮影、レントゲン撮影、歯型採りなど、治療計画を立てるために 必要な検査を行います。外科的矯正治療の場合、基本的な検査に追加して顎の機能や動きを検査します。

3

検査結果、治療計画の説明(約30分)

検査結果を元に治療計画を説明します。外科手術の併用が必要な場合は、外科的矯正治療について説明します。

4

病院の口腔外科を受診

連携をとっている病院の口腔外科を受診していただき、外科手術に関する説明を受けていただきます。

5

術前矯正治療(1年半〜2年)

術後にうまく噛み合うように、外科手術を行う前に歯を並べていきます。

6

入院・外科手術(約2週間)

入院していただき、矯正装置をつけたまま外科手術を行います。

7

術後矯正治療(1年)

外科手術後に、顎のリハビリをしながら歯並びと噛み合わせの微調整と最終仕上げを行います。

8

保定期間

治療が終了したら矯正装置を外します。動かした歯が元の場所に動いてしまわないようにリテーナー(保定装置)を入れていただき経過観察を行います。

大学病院では毎年、噛み合わせやお顔の歪みを気にされてたくさんの外科的矯正治療の適応の患者様が来院されます。大学病院で培ったその経験を活かして、患者様それぞれの悩みにとことん向き合って診療にあたらせていただきますので、お気軽にご相談ください。

顎変形症の治療の費用

当院は顎口腔機能診断施設です。顎変形症の場合、外科手術やそれに伴う入院費用や矯正治療費に健康保険が適用できます。
治療期間・使用装置等により変動はありますが、矯正料金は約35〜45万円となります。(この料金には手術代・入院費・手術に必要な検査代などは含まれておりません)

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