開咬の治療
初診時
■主訴 | 前歯で噛めない |
■診断名 | 下顎の後退を伴うHigh angle 開咬症例 |
■初診時年齢 | 17歳9ヶ月 |
■期間 | 2年6ヶ月 |
■装置 | 表側の矯正装置 |
■抜歯部位 | 上顎第一小臼歯、下顎第二小臼歯 |
■費用 | |
└検査・診断料 | 8万円 |
└矯正料金 | 60万円 |
└毎回の調整料金 | 6千円 |
※矯正歯科治療によって生じる併発症(治療上のリスク)として、歯根吸収、う蝕、顎関節症、歯肉退縮、歯髄炎等があります。また治療結果、期間等は個人差があります。
半年後
叢生(ガタガタ)の改善のために上下小臼歯を抜去し上顎犬歯(前から3番目の歯)と下顎第一小臼歯(前から4番目の歯)の移動を行なっています
1年後
大臼歯関係(奥歯の噛み合わせの関係)の改善のために、歯科矯正用アンカースクリューに取り付けたアタッチメントから力をかけて上顎大臼歯(上顎の奥歯)の遠心移動(後方移動)を行なっていきます
1年半後
上顎大臼歯の遠心移動が終わり大臼歯関係が改善しました。歯列のレベリング(排列)も終了したためスペースを閉じていきます
2年後
スペース閉鎖が終了し、ディテーリング(噛み合わせの細かい調整)を行なっていきます
2年6ヶ月後
装置が外れました。奥歯も前歯もしっかり噛めるようになりました
後戻り防止のために、リテーナー(後戻り防止のための装置)の使用はもちろんのこと、MFT(口腔周囲筋肉のトレーニング)もしっかり頑張ってもらいます
術前、術後の比較