目次
Case8上下顎前歯の著しい唇側傾斜を伴う骨格性上顎前突症
初診時
■主訴 | 前歯の突出 |
■診断名 | 骨格性上顎前突症 |
■初診時年齢 | 16歳9ヶ月 |
■期間 |
3年5ヶ月 |
■装置 | 表側の矯正装置 |
■抜歯部位 | 上顎第一小臼歯、下顎第一小臼歯 |
■費用 | |
└検査・診断料 | 8万円 |
└矯正料金 | 60万円 |
└毎回の調整料金 | 6千円 |
※矯正歯科治療によって生じる併発症(治療上のリスク)として、歯根吸収、う蝕、顎関節症、歯肉退縮、歯髄炎等があります。また治療結果、期間等は個人差があります。
※治療経過の年月はおおよそのものです
治療開始:上顎歯列のレベリング(排列)
上顎歯列のレベリング(排列)を行なって行きます
8ヶ月後:下顎歯列のレベリング(排列)
下顎歯列のレベリング(排列)を行なっています
1年後:下顎側方歯のアップライト(整直)
前方に倒れている下顎の側方歯を真っ直ぐに起こすために顎間ゴムをかけてもらっています
1年半後:下顎犬歯の遠心移動
オープンコイル(バネ)にて下顎犬歯の遠心(後方)移動を行なっています
1年10ヶ月後:下顎前歯のレベリング
犬歯の遠心移動が終了したため下顎前歯部にもブラケットを装着してレベリングを行なっています
2年後:下顎前歯の圧下
ユーティリティーアーチにて下顎前歯の圧下(骨内に押し込んでいく)を行なって噛み合わせを上げて行きます
2年半後:上顎前歯のリトラクション(後方移動)
下顎前歯の圧下が終了し前歯噛み合わせが上がったので上顎前歯のリトラクション(後方移動)を行なって行きます
3年3ヶ月後:ディテーリング(噛み合わせの微調整)
上顎前歯のリトラクション(後方移動)が終了したので顎間ゴムを併用しながらデイテーリング(噛み合わせの微調整)を行なって行きます
終了
終了して装置を外しました
術前・術後
主訴である前歯の突出も改善し、適切な前歯部被蓋も獲得できました
口元も劇的に改善し、患者さんにも大変喜んでいただけました。